WEBマーケティングの業務内容
WEBマーケティングとは「WEBを通して商品・サービスが売れる仕組み作り」をすることです。つまりWEBマーケティング=顧客数⇧̟+購入率⇧をWEB上で行うことになります。WEBマーケターの業務は大きく分けて2つあります。
1.WEB集客
SEO、リスティング広告、SNSなどのWEBマーケティング施策を行い、商品・サービスを知ってもらいます。
2.WEB営業
商品・サービスのWEBページでメリット等を記載したり、印象に残りわかりやすいイラストやグラフを用いて商品をアピールします。そこから申し込みボタンをクリックしてもらいコンバージョン(購入、申し込み、登録)に繋げていきます。いわゆるUI/UXやwebライティングスキルが必要となってきます。普通の営業でも商品の魅力や改善できるポイントを伝えて購入してもらいますよね。簡単に言えばこれをWEB上で行うのがWEBマーケティングとなります。
WEBマーケティングといっても仕事内容や必要な知識は企業により様々です。今回は新人マーケターに向け必要な知識・スキルについてお伝えしていこうと思います。
WEBマーケターに必要な知識・スキル
1.分析力
データをExcelで集計したり、Google Analyticsなどの分析ツールを用いて問題点の把握を行います。まとめた数字をもとに分析する力が求められます。データを正確に分析できないと、市場の動向や消費者のニーズも正しく掴むことはできませんし、そこができていないと解決も提案もできませんよね。
ちなみにGoogle AnalyticsについてはGAIQというGoogle Analyticsを正しく使用できるかの資格試験がweb上で受けることができるため、試してみてもよいかもしれません。GAIQを持っていると転職の際にも有利になります。
2.企画・提案力
問題点を把握し、解決方法・施策を考えることが必要になります。またそれをクライアントに提案するスキルも必要となります。PDCA(Plan:計画、DO:実行、Check:確認、Action:行動)を繰り返すことがとても必要となります。
3.調整力
いくらWEBマーケティングの知識があっても、全てを1人ですることは不可能で、WEBマーケターはクライアントやチームメンバーなど社内外とのやりとりがとても多い職種となります。クライアントが何を求めているのか?どのように提案していくのが良いのか?を常に考えていなければいけません。いわゆるコミュニケーション能力が必要となります。
4.PCスキル
当然ですがWord、Excel、PowerPointは使いこなせていないといけません。データを集計するときにはExcelが必要ですし、企画を提案するときにはWord、PowerPointが必要になります。もし不安でスキルを習得したい場合はYouTubeやUdemyといった動画から学ぶのがおススメです。
5.情報感度
WEBマーケティング業界はとても変化が激しい業界であるといわれています。半年前の常識が通用しなくなることも全然あります。例えばTwitter、Instagram等のSNSマーケティングが出てきたり、Googleのアルゴリズムが変わりSEOに影響が出るなど常に変化していくため、その流れにしがみついていく必要があります。
そのため普段からニュースサイトをみて情報感度は高めておいた方がよいでしょう。
私のおススメはNewsPicks、ITmediaです。
6.WEBマーケティング知識
当然ですがWEBマーケティング全般の知識は必要になります。特に新人のマーケターにありがちなのが「専門用語が多すぎて何を言っているのか理解できない」ということです。専門用語がわからないと話にもついていけないですし、中身が濃い具体的な質問や提案はできませんよね。そのためWEBマーケに関する知識は常に学んでいく姿勢が必要となってきます。
7.根気強さ
WEBマーケティングと聞くと華やかな仕事を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、とても地道な作業の繰り返しです。先程にも述べましたが数字と毎日格闘しPDCAを何回も繰り返していき、少し改善するということを積み上げていきます。そのため根気強く仕事に向き合えるパーソナルスキルが求められると思います。
8.自分で学ぶ力
先程も述べましたがWEBマーケティング業界は変化が激しいです。そのため自分で学ぶことができない人はスキルも習得できませんし、周りから置いて行かれます。常にわからないことや初めて見たことがあれば自分で調べ学習していく術を早い段階から習得しておくと良いと思います。
まとめ
WEBマーケティングに必要とされるスキルについてお伝えしてきましたがいかがでしたか?未経験でWEBマーケに挑戦してみたいと考えている方はスキルを身に付けたり、また必要とされるスキルを参考にして、それを面接でアピールしてみても良いと思います。