日本ではインターネットの利用者が9割と多くの人が日常的にインターネットを利用しています。そのような背景もあり、企業がユーザーにWEB上でアピールするWEBマーケティングの重要性が高くなってきています。
WEBマーケティングの施策には様々なものがあります。今回は各施策の概要についてお伝えできればと思います。
WEBマーケティングとは・・・
そもそもWEBマーケティングとは何の事を指しているのでしょうか?
まずマーケティングとは簡潔に言うと「商品・サービスが売れる仕組みづくり」です。
マーケティングの理想としては”売り込みをせず商品・サービスが売れること”です。
それらをWEB上で行うのがWEBマーケティングとなるわけです。
WEBマーケティングのメリットとしては効果測定のしやすさにあります。
効果測定が行いにくい広告
・吊革広告 ・TVCM ・雑誌 ・街頭広告
・デジタルサイネージ(駅の支柱にあるディスプレイなど)
それらに比べてWEBマーケティングは
⇒どのようなユーザーが、どのページに何回訪問して、どの商品を購入したか、どのページから離脱したのか等を知ることができます。このような情報を基に施策や戦略を練っていきます。(具体的な数字があるため大変ですが施策を考えやすいですよね)
このような理由からWEBマーケティングが好まれ、重要視されているわけです。
それでは具体的なWEBマーケティングの施策を見ていきましょう!
集客施策
SEO
Search Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」のことを指します。
GoogleやYahoo!で検索した時にコンテンツが上位表示されるようにして、WEBページにアクセスしやすくします。ユーザーにとって良質な記事であるとGoogleが判断したページが上位表示されます。Googleのアルゴリズムは明確にはされていませんが、アルゴリズムが変わることもあるので、変化に遅れないようにしないといけません。
SEOのメリットとしてはコンテンツが上位表示されいている間は、継続的に集客できるところです。デメリットとしては競合が多いKW(キーワード)は上位表示される難易度が非常に高いところです。
リスティング広告
検索結果に掲載される広告になります。具体的に言うと検索連動型広告(検索キーワードに応じて上位表示される)、コンテンツ向け広告(バナー広告、テキスト広告)がこれにあたります。Google AdwordsやYahoo!プロモーションが有名ですね。PPC(Pay Per Click:クリックごとに課金される)仕組みとなっています。
メリットとしては希望するユーザー層にターゲティングできること、クリックされない限り広告費がかからないことが挙げられます。
逆にデメリットとしてはキーワード単位でオークション形式の入札が行われるため、競合が多いキーワードだと費用がかかることが挙げられます。
SNS
Twitter、Facebook、Instgramなどのソーシャルメディアに広告を出稿します。性年齢別に表示することは可能ですが、ニーズが顕在化していない層に対する広告となります。
また自社でSNSを運用するとユーザーとのロイヤリティー(親密度)が増します。拡散されファンが増えると競合優位性が保たれやすいのも特徴です。
アフェリエイト広告
成果(商品購入、サイト登録、資料請求)が発生すれば、広告掲載側に広告主が報酬を与える仕組み。成果が発生しなければ費用は発生しません。
メールマーケティング
メルマガを配信したり、ユーザーの属性に合わせた内容のメールを送信したりします。
例)商品の購入歴の有無でメール内容を変える。ECサイトでカゴに入ったまま未購入の商品を伝える。商品の値下げの情報を各ユーザのお気に入りブランド毎に伝える。
リターゲティング広告
過去に商品・サービスにアクセスしたユーザーに対して、掲載される広告。
例)脱毛サイトを閲覧⇒別ページで脱毛に関する広告が掲載
これは皆さん経験があるかと思います。何回も出てくると嫌ですよね(笑)。
特徴としては興味のある方を対象に広告を出せるのでコンバージョンに繋がりやすいことが挙げられます。
アドネットワーク(Ad Network)
広告媒体を多数集めて広告配信ネットワークを作り、そこで広告を掲載します。
Google AdsenseやYahoo!ディスプレイネットワークが有名です。
引用:初心者にもわかりやすいアドネットワークの仕組み解説 - マーケティングオートメーションツール SATORI
広告主のメリットとして
・大規模な広告配信が可能 ・時間指定、リターゲティングなどのメニューがある
・掲載するジャンルを絞ることである程度関連性の高いサイトに配信できる
掲載側のメリットとして
・タグを貼りつけるだけなので手間がかからない
・広告枠に対して複数の広告の掲載が可能(売れ残りにくい)
最後に・・・
WEBマーケティングの施策について紹介させて頂きましたがいかがでしたか?
参考にして頂ければ幸いです。