UIやUXという言葉はよく見かけますよね。それぞれ似たような意味を持つため、あまりわからずに使っていることもあるかと思います。
そこで今回はUI/UXの特徴や違いについてお伝えしていこうと思います。
UIとは?・・・
UIとはUser Interfaceの略で「WEBページのデザイン」を指す。
Interfaceは英語で「接点」という意味を持つので、ユーザとの接点と考えればわかりやすいでしょう。
UIとは具体的に、WEBページのフォントや余白、イラストを改善し、よりユーザーが使いやすいようにすることを言います。
例)申し込みボタンを四角⇒丸みを帯びたものに変更する。
PC版のみならずユーザーがスマホで見ることを意識してスマホ版のWEBページの作成
上記のようなものがUIと言われています。近年、WEBページはPCよりもスマホで閲覧することが増えてきたため、よりスマホファーストを考えてページを作成しユーザビリティーの向上を図る必要があります。
また色についても視覚障碍者にとって青色はわかりやすい色であるため、一番大事な申し込みボタンは青色に設定するなどの工夫もあります。
UXとは?・・・
UXとはUser Xperienceの略でユーザーがWEBページで商品・サービスを見つけて、購入し使用するまでの体験すべてを指します。要するに商品との出会い以降全ての体験を通した感想のことです。
例えば、ページが読みやすい。必要な情報がわかりやすい。ページの読み込みが早いなどが挙げられます。
例)スマホ:ユーザーが使用しやすいように薄くて軽い商品を発明したり、指紋認証、顔認証システムを導入しユーザビリティーの向上に努めています。
UI/UXの導入前の準備
目的の決定
UXを通して何を実現させたいのかが明確でないと、デザインは決められません。
例を挙げると
・新規登録者の獲得 ・商品のリピート率向上
ターゲティング
商品やサービスはどのような人に使用して欲しいのかを考えます。
またどのような人に需要があるのかも考えていきましょう。
ペルソナの設定
上記でターゲティングしたユーザーをより具体化していきます。
例えば商品が「化粧品」の場合は
ターゲット設定で「20~30歳代・女性・美容に興味がある」とします。
そこでペルソナ設定は・・・
・25歳女性で同棲している彼氏がいる
・仕事が忙しく、朝は6時半に家を出て、電車を利用して出勤
・仕事の休憩時間にはInstagramで美容に関する情報をチェック
などなど細かくペルソナを設定していきます。
なぜそこまで細かく設定するのかと言うと、万人受けする商品・サービスを作るのはとても難しく、特定のユーザーにとってユーザビリティーの高い商品・サービスを提供した方がコンバージョンに繋がりやすいからです。
上記の「目的」「ターゲティング」「ペルソナ」を設定してからUI/UXを考えましょう!
まとめ
今回はUI/UXの例を交えながら、それぞれの違いについてお伝えしていきました。ユーザー目線に立つとサイトのイラストはとても重要であると実感しやすいと思います。WEBサイトやアプリを設計する際はUI/UXを考えながら設計してみてください!